北海道信用保証協会は、北見信用金庫を融資窓口とし、当協会の独自制度である「BCP策定サポート保証」の第1号および第2号の保証案件を取扱いいたしました。
保証の概要は以下のとおりです。
≪第1号案件≫
有限会社総合サービスセンター様(本社 旭川市、車両販売・車両美装業)
豪雪や火災を想定したBCP(「中小企業BCP策定運用指針」中級コース)を今回策定。
≪第2号案件≫
株式会社水島組様(本社 旭川市、とび・土工・コンクリート工事業)
地震・水害・雪害を想定したBCP(「中小企業BCP策定運用指針」基本コース)を今回策定。
両社とも、当該BCPに基づいた雪害対策用重機の新規購入資金について、当協会と同様にお客様のBCP策定支援に取組んでいる北見信用金庫を窓口として、資金調達を行いました。なお、両保証ともに、北海道中小企業総合振興資金「経営環境変化対応資金 防災・減災貸付」を利用した取扱いになっています。
今回の新規設備投資により、雪害被害が発生した場合においても速やかな営業再開が可能となることから、両社の事業基盤の強靭化が図られるものです。
本制度は、昨年の胆振東部地震の発生により、当初の予定を早めて平成30年10月に創設したものでありますが、震災後の災害対策意識の高まりを背景に、今回の第1号および第2号案件の取扱いに至っております。